女性の悩みの中で上位に食い込んでくる悩みのムダ毛。
特に肌の露出が多い時期は、ムダ毛の処理を毎日欠かさずに行わないといけないのでとっても大変ですよね??
そこで今回、ムダ毛を薄くする方法はないかと探ってみたところ、どうやらムダ毛の濃さは生活習慣に影響されてくるらしいことがわかりました。
こちらにムダ毛が濃くなる原因と薄くするための方法をまとめたので参考にしてみてください。
目次(目次を見る場合は表示をクリック!)
そもそも体毛の役割って?
ムダ毛を薄くする方法に入る前に、そもそも体毛ってなぜ生えてくるのでしょうか??
『あぁ、ムダ毛なんて生えてこなければいいのに・・』と思うかもしれませんが、やはり意味もなく生えてくるわけではなく、ちゃんとした役割をもっているから生えてくるわけです。
そして、ムダ毛の働きをきちんと理解することで、どういった対策を取ればいいのかのヒントにもなったりするのでぜひご理解ください。
皮膚の保護
体毛は、他のものとぶつかったときにその衝撃や摩擦から身を守る役割をもっています。
例えば、頭髪は外からの衝撃や紫外線から身を守る役割をしてくれます。
また、眉毛は汗やほこりが目に入るのを防いでくれるし、鼻毛は空気中のゴミやチリを吸い込まないためのフィルターの役割をします。
ただ、衣服を着るようになったことでこの役割は徐々に薄れつつはあります。
触覚機能
体毛は体に触れる直前に微妙な間食をキャッチしてくれる働きももっています。
ただ、こちらも人間の進化の過程で役割が薄れてきつつはあります。
体温の維持
人間の体にはホメオスタシスという体温を一定に保っておくシステムがあり、体毛も体温の維持に欠かせない役割を担っていました。
しかし、これも衣服が登場したことで、今では衣服で体温調節をするのが普通です。
これを見ると、『あれ?体毛ってもういらないんじゃ??』と思うかもしれませんが、実はそれも一理あります。
衣服が登場したことで体毛の役割はほとんどなくなっていってよく、腕や脚に生える体毛は本当の意味でムダ毛と言えます。
ムダ毛が生えてくるのはもともと必要だったときの名残り。
ただ、これらの機能を担っていることから、必要に迫られたときに体毛は濃くなるように人間の体はできているということは覚えておいてください。
女性でムダ毛が生えてくる原因
女性によってムダ毛の濃さが変わってきますが、できればなるべくムダ毛を薄くしたいところですよね??
ところで、いったいなぜムダ毛が生えてくるのでしょう?
これは人間の体内で生成されるホルモンが関係してきます。
人間の体内では数十というホルモンが生成されます。
ムダ毛に関係するのは『男性ホルモン』と呼ばれるホルモン。
その名の通り、男性に多いホルモンで、だから基本的には男性のほうが毛が濃くなりやすいのです。
ただ、女性にも男性ホルモンは存在し、人によってどのくらい男性ホルモンが分泌されるかはバラバラ。
男性ホルモンが多いとムダ毛が濃くなってしまいます。
ただ、最近『女性の男性化が進んでいる』ということを聞いたことがありますか?
ストレス社会で生きる私たちは、ホルモンバランスが乱れ、男性ホルモンの分泌が増えてしまっている人が増加しています。
ホルモンバランスが乱れる主な原因を以下にまとめておきますので、該当するものがないかチェックしておいてください。
ストレス
人間は誰しも大なり小なりのストレスを抱えていますが、これがホルモンバランスを崩す大きな原因です。
ストレスによって自律神経が乱れるとホルモンバランスが乱れ、男性ホルモンの分泌が増えてしまいます。
ストレスが溜まってしまうのは仕方がないので、自分なりのストレス発散方法を見つけておくことが大事。
普段仕事をしている方は、休日は仕事を忘れ、ストレスを発散できることを見つけておくのがいいですね。
肉食や塩分が多い食生活が中心
動物性タンパク質を多く含む魚や肉、牛乳はどは男性ホルモンの分泌を増やしてしまいます。
もちろん、そういった栄養も身体には必要ですが、あまりにバランスが偏ってしまうとホルモンバランスが乱れます。
野菜や卵、大豆類などの動物性タンパク質が少ない食事を取り入れれば、食生活によるホルモンバランスの乱れを取り戻すことができるので、普段そういった食事ばかりしている人は改善していきましょう。
喫煙習慣がある
タバコを吸うとエストロゲンという女性ホルモンの一種の分解が促進したり、分泌量自体も減ってしまいます。
それ以外の身体への悪影響もあるので、これを機に頑張って禁煙してみてはどうでしょうか?
夜型の生活をしている
仕事で忙しい人や若い人は夜遅くまでスマホをいじって夜更かししている人が多いかもしれませんが、これもホルモンバランスを乱してしまう原因に。
成長ホルモンの分泌がもっとも盛んになるのが、22時〜2時の間とされており、その時間に睡眠を取るとより健康的な生活を送ることができます。
逆に、この時間に寝ていなかったり、睡眠不足に陥っていると、体内のホルモンバランスが乱れてしまうのでなるべく夜更かしをしない生活に切り替えたいところ。
無理なダイエットをしている
無理のある食事制限をしている人もホルモンバランスが乱れやすいので注意が必要。
美しさを手に入れようとダイエットをしているのに、そのせいで男性ホルモンの分泌が増えて、ムダ毛が濃くなったら意味がないですよね??
そういう意味でも無理のあるダイエットはするべきではなく、カロリー計算や栄養バランスを考えた上でのダイエットや運動を取り入れたダイエットをするべきです。
以上がホルモンバランスが乱れ、ムダ毛が濃くなってしまう主な原因。
ムダ毛を薄くするための11の方法
先ほどお伝えしたようにムダ毛が濃くなる原因はほとんどが自分の生活習慣によるホルモンバランスの乱れ。
なので、生活習慣を変えればムダ毛を薄くすることは可能です。
こちらにムダ毛を薄くするためにできることをまとめておくので、ぜひ参考にしてみてください!
和食中心の食生活にする
食生活の欧米化が進んだことで、乳製品や肉食が中心になってくると、動物性タンパク質の摂取が増えます。
すると、毒素や動物性タンパク質を体外へ排出しようと毛穴が広がり、生えてくるムダ毛も濃く太くなってきてしまいます。
もちろん、動物性タンパク質の摂取も身体には必要ですが、それに寄り過ぎている人が多いです。
なので、普段からお肉やジャンクフードばかり食べている人は和食中心の食生活に切り替えるだけでもムダ毛が薄くなることがあります。
女性ホルモンの分泌を促すための栄養を摂取する
男性ホルモンが優位になるとムダ毛が濃くなりますが、逆に女性ホルモンが優位だとムダ毛は薄くなっていきます。
なので、なるべく女性ホルモン優位にしたいところですが、女性ホルモンの分泌を促す栄養素を含んだ食事を摂るのが有効です。
大豆やザクロにはそれぞれイソフラボンとエストロゲンという成分が含まれており、これらは体内の女性ホルモンと似たような働きをする成分。
そのため、大豆やザクロを摂取することで男性ホルモンの働きが弱まり、女性ホルモン優位になったりします。
イソフラボンと同じような効果をもつのは他にも、ホウレンソウ、玄米、ひじき、ヨーグルト、青魚、鶏肉、海藻類が有名どこ。
普段の食生活にこれらを取り入れ、女性ホルモンの働きを強めるのがムダ毛を薄くするためのポイントです。
また、女性ホルモンの分泌をより強めたいのであれば、『プエラリア』という成分を摂取するのがいいです。
プエラリアは、イソフラボンの40倍の効果があるとされ、女性ホルモンの分泌を活性化させる有名な成分。
普段の食事からはなかなか摂取することができないので、専用のサプリメントなどを服用するのがおすすめです。
男性ホルモンの分泌を促す食事を控える
先ほど『食生活の欧米化で動物性タンパク質の摂取が増えた』とお伝えしましたが、動物性タンパク質を多く含む食事は男性ホルモンの分泌を促します。
牛肉や豚肉の赤身部分は動物性タンパク質を多く含む食材なので、なるべく控えるようにしたいところ。
また、亜鉛も男性ホルモンを活性化させる成分なので、亜鉛を多く含むカキもあまり食べないようにしたほうがいいでしょう。
逆に、緑茶は男性ホルモンを抑制する作用があるので、水やジュースの代わりに緑茶を飲むようにすると男性ホルモンの働きを抑えることができておすすめです。
男性ホルモンの分泌を促す食事をまとめておくと、
- 塩分が多く含まれるもの
- 動物性タンパク質が多く含まれるもの
- 亜鉛を多く含むもの
なので、気をつけてみてください。
紫外線対策をする
体毛は外部の刺激から守るために生えています。
なので、普段から紫外線を浴び、肌にダメージを負っているとムダ毛が濃くなりやすくなってしまいます。
紫外線を浴びると、肌はメラノサイトからメラニン色素という黒い色素を排出し、肌を守ろうとします。
同時に毛根細胞も太くて黒い毛を作るようになってしまうので、季節問わず紫外線対策のためにUV効果の高い化粧品を使ったり、日焼け止めを塗るなどの対策をするのが吉です。
ハーブティーで女性ホルモンを活性化
ハーブティーには女性ホルモンを活性化させる働きがあります。
代表的なのはカモミールとローズで、カモミールは婦人病の治療薬としても活用されていました。
ローズには女性ホルモンを増幅させる効果があるので、普段から飲むようにするのがおすすめです。
アロマオイルで女性ホルモンを整える
海外ではアロマテラピーが治療につかわれるほどで、その効果の高さは折紙つき。
女性ホルモンに特に良いのは『イランイラン』と『ゼラニウム』と言われています。
イランイランは、女性ホルモンバランスの正常化と子宮強壮作用があるとされており、ゼラニウムはPMSや更年期障害に効果的と言われています。
アロマディフューザーにアロマオイルを垂らすだけで簡単に使用することができるので、ぜひ使ってみてください。
ストレスを溜めないようにする
ストレスを感じると、自律神経が乱れ、ホルモンバランスが乱れてしまう上に、アンドロゲンという男性ホルモンの分泌が多くなります。
そのため、ストレスを溜め込んでしまうと男性ホルモン過多になり、毛が濃くなってしまいます。
ストレスを感じないようにするのは難しいので、自分なりのストレス発散方法を見つけておくのがいいです。
仕事がない休日の日は、ストレス発散できることに時間をつかうようにして、普段溜めてしまうストレスをうまく解消できるようにしていきましょう。
体を冷やさないようにする
ムダ毛の役割の一つに『身体を冷やさないようにする』というものがあります。
そのため、身体が冷えてしまうと肌を守るためにムダ毛が濃くなってしまいます。
なので、冷え性の方はなるべく体温を下げないようにしましょう。
過度なダイエットをやめる
無理のある食事制限は当たり前ですが、身体の働きやホルモンバランスを乱してしまいます。
そのため、ムダ毛が濃くなってしまうことがあります。
また、食事を我慢して空腹状態が長いと、余分な体温の発散を防ぐために体の毛を増やして体温を維持するよう人間の身体が働きかけてしまうそうです。
無理のある食事は体にも美しさ的にも良くないので、無理のあるダイエットではなく、無理のない範囲での食事制限にしましょう。
ムダ毛を薄くする効果のあるスキンケア用品をつかう
化粧品は様々な種類が出ていますが、中にはムダ毛を薄くする効果をもっているものもあります。
例えば、『コントロールジェルME』という化粧品は、大手脱毛サロンでも使われる化粧品で、ムダ毛を薄くする働きがあることが知られています。
また、除毛クリームというムダ毛をごっそり落としてくれる成分が配合されたクリームもあるので、こういったスキンケアアイテムを活用するのもおすすめですよ。
処理方法を工夫する
ムダ毛の処理方法もけっこう大事で、『毛抜きで毛を抜いている』という人は危険。
毛を抜くことで肌に負担がかかり、皮膚を守るためにムダ毛を増やそうと肌が働きかけてしまいます。
また、カミソリによるムダ毛処理も肌に負担をかけてしまうことになるので、おすすめできません。
自宅でできるムダ毛処理方法でおすすめなのが、ムダ毛を焼き切ってしまう方法。
ヒートカッターでムダ毛処理を行えば、毛を焼くことで処理できるので、肌や毛穴に負担をかけることなく処理することができるのでとてもおすすめです。
生活習慣を変えてムダ毛を薄くしよう
ホルモンバランスの関係から、もともとムダ毛が薄い人、濃い人がいますが生活習慣による影響も大きいので、まずはそこから見直していきましょう。
今回お伝えした方法を採用していけば、生活リズムを取り戻すことができるので参考にしてみてください!
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